Relaxin Time

ホッとする時間を大切にいたしましょう

Lonnie Liston Smith And The Cosmic Echoes - Visions Of A New World [1975]

   
   
   
   
   
   
   
   

 

 

 

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ロニー・リストン・スミス(el-p)ドナルド・スミス(vo、fl) エンジェル・アジェンデ(perc、bongos)ローレンス・キリアン(perc、congas)アート・ゴア、ウィルビー・フレッチャー(ds)グレッグ・メイカー(el-b)レジー・ルーカス(g)デヴィッド・ハバード(ss)、セシル・ブリッジウォーター(tp)クリフォード・アダムス(tb)ホレス・オット(arr)

 

 

 

 

Deuter - East of the Full Moon [2005]

東洋への思いがここに表現

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1 Dämmerschein 9:54
2 East Of The Full Moon 8:33
3 Vibrant Dusk 8:46
4 Moon-Silvered Clouds 6:46
5 Marfa Lights 1 3:42
6 Black Velvet Flirt 7:00
7 Earth Shadow 8:42
8 Marfa Lights 2 3:24
9 Dawn Shimmer 8:12

ドイター :マルチ・ミュージシャン
ドイターと言っても、ドイツのハイキング用バックパックの有名ブランドのことでは無い。
1971年にデビュー「D」をリリースしてから50年もの長きにおいて活動を続けているドイツのアーティスト。
70年代は、NewAgeやヒーリングのジャンル分けが成されていなかったので、当時はプログレの中の電子音楽部門という感じでありましょう。
ドイターさんが操る楽器群は、そのほとんどを独学でマスターしているので全ての音が完璧に彼の元でコントロールされている。
これまで60枚以上の作品を世に送り出している中には、日本の高野山をイメージした"Koyasan: Reiki Sound Healing "も含まれている。
ここにご紹介する"East of the Full Moon"は、全体を覆うシルキータッチのキーボードの中をフルート、尺八、シタール、そしてPianoの落ち着いた一音づつが心に入ります、ここに。そう。一日の疲れを癒やすには一番の薬となってくれるでしょ。

  

East of the Full Moon

East of the Full Moon

  • アーティスト:Deuter
  • New Earth
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Masaki Matsubara – SNIPER [1983]

レコーディングに参加した楽曲は1万曲を超える

Masaki Matsubara – SNIPER [1983]

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Can't Let Go
I Remember
You Babe
Give Our Love
You Know What I Like
Sniper
Busted
Someday

 松原正樹:ギターリスト

70年代からJ-Popシーンの中心で活躍した名ギターリスト"松原正樹"

1979年、林立夫斉藤ノブ、今剛らとフュージョン・バンド、PARACHUTEを結成し日本の音楽シーンにFusion音楽を認知させた功績は大であります。キャンディーズ松田聖子松任谷由実中森明菜角松敏生稲垣潤一、らのHIT曲には"松っつあん"の気持ちのいいディストーションサウンドが収録されている。80年代のCITY-POPと言われるジャンルの多くの作品に、キレの良いカッティングやリフを惜しげもなく投入して作られているので、ギター小僧の多くは歌い手の歌声以上に"師"のテクニックを盗もうと必死に耳を傾けていたのであった・・・、。

アルバム「SNIPER」はインスト4曲、歌モノ4曲の計8曲の33分の構成

歌入曲は、ヴォーカルのジェシ・バリッシュの楽曲を採用して全曲が英語の展開で、まるで海外のアーティストの作品の感触。これまたメロディアスな曲で、そうです80年代のAOR/FUSIONが主流の音であります。

やはり聞いてほしいのは、00年代になってもLIVEで演奏していた代表曲"You Babe"、そしてハード・ドライヴィンするアルバム・タイトル"Sniper"、ミディアムな曲調ながらもジワジワとせまる"Busted"、等のインスト曲がいい。

Member

山木 秀夫(ds)、島村 英二(ds)、美久月 千晴(b)、佐藤 準(key)、斉藤 ノブ(per)、ジェイク・H・コンセプション(sax)、ジェシ・バリッシュ(Vo)

 

 

Chicago – Chicago 17 [1984]

80年代を代表する米国BAND(AOR)

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1 Stay The Night 3:48
2 We Can Stop The Hurtin' 4:11
3 Hard Habit To Break 4:43
4 Only You 3:53
5 Remember The Feeling 4:28
6 Along Comes A Woman 4:14
7 You're The Inspiration 3:49
8 Please Hold On 3:37
9 Prima Donna 4:09
10 Once In A Lifetime 4:12

シカゴ:ホーンセクションが売りだったのに

リードマンのピーター・セテラの最終作にして最も売れた作品

いわゆるDavid Foster印の大成功作のひとつ( しかし、最高4位止まり )

この後BANDは、セテラの後釜としてジェイソン・シェフを加入させてFoster印をより濃厚とさせて行く事となります。

ビル・チャンプリンのハスキーな声を上手にBANDサウンドに溶け込ませて、起死回生のヒット作となった前作"Chicago 17"の流れを組んでいます。当時はシングル曲もよくラジオで流れて、Stay The Night、Hard Habit To Break等の曲で二人の歌い手の掛け合いとコーラス、時折聞かれるホーン・アレンジの妙・・いいですね。アメリカンです。各楽曲の完成度は前作を凌ぐほどと言われてますが、古くからのファンからは何か違うなぁ・・と言われたものです。個人的には"Remember The Feeling"のしっとり感がグッと来たりしますが、名バラード曲が満載の名盤であることは間違いのないところ。

Arranged By [Strings] – Jeremy Lubbock
Art Direction, Design – Simon Levy
Backing Vocals – Bill Champlin, Ken Cetera*, Peter Cetera, Robert Lamm
Bass – Peter Cetera
Cover – Larry Vigon
Drums – Danny Seraphine*
Engineer, Mixed By – Humberto Gatica
Guitar – Bill Champlin, Chris Pinnick
Guitar [Additional] – Mark Goldenberg, Michael Landau, Paul Jackson*
Horns – Gary Grant, Greg Adams
Keyboards – Bill Champlin, Bobby Lamm*
Keyboards [Additional], Arranged By [Additional] – David Foster
Management – Howard Kaufman
Mastered By – George Marino
Percussion [Additional] – Paulinho Da Costa
Photography By – Harry Langdon, James Goble
Producer – David Foster
Programmed By [Synthesizer] – David Foster, Erich Bulling, John Van Tongeren, Marcus Ryle
Trombone, Arranged By [Horns] – Jimmy Pankow*
Trumpet – Lee Loughnane
Vocals – Bill Champlin, Peter Cetera, Bobby Lamm*
Woodwind – Walt Parazaider*

 

 

Sade / Diamond Life [1984]

シャーデー :ソウルフルJAZZYヴォイス

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1.Smooth Operator
2.Your Love Is King
3.Hang on to Your Love
4.Frankie's First Affair
5.When Am I Going to Make a Living
6.Cherry Pie
7.Sally
8.I Will Be Your Friend
9.Why Can't We Live Together

シャーデー :歌い手

ちょっとオシャレな感覚のソウル・テイストのJAZZ、もしくはJazzのエッセンスをちりばめたR&B女性ヴォーカルものとして、あらゆるロケーションで重宝された時代の流れを実に良く反映しているアルバムでもあります。
そりまでの日本における洋楽の常識から言うと、POPな中にもオシャレなJazzyテイストが売りのものは有りましたが、彼女の様に無国籍or多国籍テイストを感じさせるインターナショナルな感覚は稀でありました。
どうして日本でこれまでに受け入れられたかと言うと、日本はバブルのド真ん中にあって経済そのものが可笑しな時期だったからに他ありません。
大ヒットした、スムース・オペレーターがどうもスムースな感じがしなくても多くの音楽ファンに受け入れられたのが日本での足がかり・・・。
その後に発表したアルバムも立て続けにヒットしたのはご承知の通り??
はっきり言って、こんなダルい感覚の内容の曲がセッカチな日本人に受けた要因も時代背景が関係してくるのでは・・・ト。
よーく聴いてみると、JAZZよりはソウル的感触が上のようにも感じられます。
まぁ、なんにせよ実に大人向けの作品ではあります。

ジャズやR&Bをこよなく愛する、ナイジェリア生まれイギリス育ちのヘレン・フォラセイド・アデゥが、シャーデーとしてこのデビュー作を発表する。グラミー賞最優秀新人賞を受賞。アルバム最高位は全米5位/全英2位。

Stuart Matthewman Guitar, Saxophone
Robin Millar Producer
Mike Pela Production Engineer
Ben Rogan Engineer
Paul Cooke Drums
Gordon Matthewman Trumpet
Tom Coyne Remastering
Chris Roberts Photography
Graham Smith Artwork, Design, Sleeve Design
Sade Adu Vocals
Terry Bailey Trumpet
Paul S. Denman Bass
Martin Ditcham Percussion
Dave Early Percussion, Drums
Andrew Hale Keyboards
Sade Main Performer

 

 

 

極上のメロディアスな時間をお過ごし下さい

Euge Groove / Seven Large [2011]

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1. Track 01
2. The Funky Bunch
3. S7ven Large
4. Prayer For Peace
5. Gimme 5
6. Seven Days Of Soul
7. Welcome To The Journey
8. Love Won’t Let Me Wait
9. To The Nines
10. Ten 2 Two


ユージ・グルーヴ :SAX奏者
自ら"グルーヴ"と名乗っている通り、収録されている楽曲がスロー・ミディアムなテンポで構成されているのでご安心を・・。どこから切り取ってもユージ・グルーヴ印のついた曲ばかりです。どんな場面でも一息入れる瞬間があるハズ・・、そんな一日のひとコマにピッタリな曲が必ずあります。
2000年代から目覚ましい活躍をしてきてるグルーヴさんは、タワー・オブ・パワーでリチャード・エリオットの後任サックス奏者から始まりました。それからコンスタンスに作品を発表し続けています。どのアルバムもSmoothJazzチャートの上位に入るヒット・メイカーでもあります。バックを担うメンツもシーンの重要人物ばかりで、Guitar-Jeff Golub、Paul Brown、Peter Whiteの面々、その他にGregg KarukasやRick Braunの名も見られとびきりのゴージャス・タイムを演出しています。
ご利用いただく場所は、Party会場、ナイト・ドライブ、そしてリラックスできるパートナーとの語らいの場にオススメいたします。

Design, Photography By – Caesar Photo Design
Drums – Dan Needham (曲: 2, 10), Trevor Lawrence Jr. (曲: 1, 3 to 10)
Guitar – John Jubu Smith* (曲: 1 to 4, 6, 7, 9, 10), Ross Bolton (曲: 5)
Guitar [Blues] – Jeff Golub (曲: 10)
Guitar [Jazz] – Paul Brown (曲: 3, 8)
Guitar [Nylon String] – Peter White (曲: 9)
Mastered By – Robert Hadley
Mixed By – Euge Groove, Paul Brown
Orchestra – Gregg Karukas Orchestra (曲: 9, 10)
Piano, Electric Piano [Rhodes] – Tracy Carter (2)
Producer, Arranged By, Saxophone, Organ [B3], Programmed By – Euge Groove
Recorded By – Don Murray, Rich Niles
Trumpet – Rick Braun (曲: 6)
Trumpet, Trombone – Lee Thornburg (曲: 2, 10)
Written-By – Steven Grove* (曲: 1 to 7, 9, 10)

 

Seven Large

Seven Large

  • アーティスト:Euge Groove
  • 発売日: 2011/05/17
  • メディア: CD
 

 

この微笑みで貴方を夢見心地に

Vincent Ingala / Echoes Of The Heart [2020]

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1 Caught Me By Surprise 4:02
2 Maybe You Think 3:43
3 Echoes Of The Heart (feat Chris Geith) 3:58
4 What's Option B- 3:39
5 Ready Or Not 4:16
6 Somewhere In Time (feat Benoit David) 4:05
7 Let's Go Back 3:43
8 Take Your Time 4:06
9 Baby, Baby 4:02
10 Sunset On Marco (feat Steve Oliver) 4:26

 

ヴィンセント・インガラ :SAX奏者
2010年代以降のSmoothJazzシーンにおいて一番勢いのあるテナーマン。
その甘いマスクとは裏腹な魅力的かつエネルギッシュ、ハイセンスでゴージャスな音創りで、20代にしてSmoothJazzチャートのTOPに数曲を送り込んできた実力の持ち主。今回ご紹介の”Echoes Of The Heart”も、David BenoitやSteve Oliverといったメンツも参加しており、業界の重要人物の一人という感じがメロディアスにファンキーにテナーやアルトでブロウさせてくれていますヨン。
気心のしれた仲間とのPartyや、パートナーとのリラックスした場面でのアイテムとしてオススメいたします。

Echoes Of The Heart

Echoes Of The Heart

  • アーティスト:Vincent Ingala
  • 発売日: 2020/02/21
  • メディア: CD