以外にイケますヨこの弦も、柔らかく太くて
TOM KENNEDY - Just Play! [2013]
1.Airegin
2.Moanin'
3.The Night Has A Thousand Eyes
4.Ceora
5.In A Sentimental Mood
6.Bolivia
7.In Your Own Sweet Way
8.What Is This Thing Called Love
9.One Liners
トム・ケネディ :ベース奏者
参加しているメンバーを見るとFUSIONものかと錯覚してしまいますが、ストレート・アヘッドなJAZZを演奏しています。ドラムスのDave Wecklのバンドで、堅実なベースプレイでバンドを支えてきたケネディさんなだけにこのソロ名義作でもMike Stern, Lee Ritenour入の現代的なFUSION作かなぁ・・ いやいや、収録曲のクレジットを見ると、大定番といえるJAZZの名曲が並んでいます、アルバム・ジャケットに写し出されているのもアコースティックBASSじゃないですかぁ。そうです、ココではまじめにJAZZスタンダードをウッドで演奏しています。Dave Wecklのバンドでは、エリクトリックBASSをメロディアスに弾いているケネディさんが太いネックと格闘しているのです、それが又いいんです。私個人的にはJAZZ以外のセッション活動も多くしているイメージがあった事もあり、これは嬉しい思い違いというか、やっぱり基本的に上手い人なんだなぁ・・。と。
BASSだけに焦点を置きに行かない点も二重丸です。 George GarzoneのSAXとTim HagensのPetがリードを取る場面はどこぞのJAZZクラブの雰囲気も感じられますし、やっぱりドラムスがピッシリと締めてくれています。
もっと多くの音楽好きに支持されてもいいと思われる職人の一人ではあります。ネ!
Tom Kennedy(b) Dave Weckl(ds) George Garzone(ts) Mike Stern, Lee Ritenour(g) Tim Hagens(tp) John Allred(tb) Steve Wirtsz(ts)