若者とする仕事は楽しいな!
Steve Davis -Correlations (2019)
01. Embarcadero (Steve Davis) 5:57
02. Subtlety (Steve Davis) 8:53
03. Batista's Revenge (Steve Davis) 5:59
04. Song For My Love (Steve Davis) 7:05
05. Newbie (Steve Davis) 5:27
06. Peace (Horace Silver) 7:16
07. Can't Complain (Steve Davis) 6:21
08. Think On Me (George Cables) 7:01
09. Blues For Owen (Steve Davis) 5:39
10. A Child Is Born (Thad Jones) 6:18
11. Inner Glimpse (McCoy Tyner) 8:01
Steve Davis (trombone)
Joshua Bruneau (trumpet except 10)
Wayne Escoffery (tenor saxophone except 10)
Xavier Davis (piano)
Dezron Douglas (bass)
Jonathan Barber (drums)
Cyro Baptista (percussion on 03)
NYでJAZZマンとして多くのミュージシャンと共演してきたデイビスさんのSmoke Sessionsからの3枚目のソロ名義作。Think Ahead (2017)からメンツを一新しての若き有能な演者たちとの作品で、ハツラツとしたPLAYやオーソドックスな手法も熟練のスタジオ・ワークで良きお仕事をしている。Say When (2015)では、同年代や近い年代の演者との共演でコントロールの難しさを感じたのか、続けて二作と若いミュージシャンの起用は、業界でもベテランと呼ばれる位置に付いている現れなのか・・。
収録されている楽曲は、レーベルの意向なのか本人の志向なのかは定かではないがストレート・アヘッドなPostBopと呼ばれるスタイルであり、何処ぞのJazzクラブで聴いているようなリラックスした雰囲気が感じられる。各人のソロもふんだんに取り入れられ、抑制された中にも自由に演奏している姿が目に浮かぶようだ。
演者全員のお顔を配したアルバムジャケもレーベルのコンセプトを反映してか、音像をくっきり捉える録音状態と合わさり聴いた後味も清々しい。ちょうど2年ごとに新作を届けてくれているので2021年に新作登場かぁ・・。