Relaxin Time

ホッとする時間を大切にいたしましょう

実生活がこんなだったら、楽しいかな?

ロバート・ロプレスティ

/日曜の午後はミステリ作家とお茶を (創元推理文庫)

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ロバート・ロプレスティ 米国のミステリ好きな図書館員?

ニュージャージー州生まれ。ワシントン州で図書館に勤務。優秀な短編に贈られるデリンジャー賞を二度受賞。この度召し上がっていただくのは、主にアルフレッド・ヒチコック・ミステリマガジンに掲載されたものを収録したもの。

主人公は売れないミステリ作家のシャンクス氏。作者ロバート・ロプレスティ自身が探偵のお仕事をするなら、"こんな感じに謎解きしまっせ"と解決したら楽しいだろうなぁ・・・そんなお気持ちでお書きになったのかしら。収録されているのは14篇のお話で、何気ない日常を題材ににしたものから、出版関係のあれやこれといった内容のものまで・・。何より、昨今のミステリに多い"人を傷つける暴力的"で目を覆いたくなるシーンが一切出てこない点、これがよろしい。時折見せる奥方との会話のシーンなどは、実生活のヒトコマを見ているようで微笑ましい。クスッとしちゃいます。

一日に1話づつでも2周間、もちろん一気に読んでもいいですけど、個人的には少しづつご賞味いただいて読後の余韻に浸りながら就寝・・。これ、おすすめです。

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これが原版↑