しっとりと心にしみる哀愁のメロディ
LARRY CARLTON - Alone / But Never Alone [1986]
収録内容
01. スマイルズ・アンド・スマイルズ・トゥ・ゴー / Smiles And Smiles To Go
02. パーフェクト・ピース / Perfect Peace
03. キャリング・ユー / Carrying You
04. ローズ・プレイヤー / The Lord's Prayer
05. ハイ・ステッピン / High Steppin'
06. ホワットエヴァー・ハプンズ / Whatever Happens
07. ピュア・ディライト / Pure Delight
08. アローン・バット・ネヴァー・アローン / Alone / But Never Alone
共演者
ラリー・カールトン(g, key, el-b) テリー・トロッター(key) エイブラハム・ラボリエル(el-b) リック・マロッタ(ds) マイケル・フィッシャー(per)
ラリー・カールトン :ギターリスト
長年に渡り多くの名作を発表してきたワーナーから、MCAに移籍後第一弾としてファンに届けられた作品である意味みんなを驚かせた全篇スチール弦のアコースティック・ギターで録音した傑作です。70年代からJAZZ・FUSIONのギター・ヒーローとして活動してきたラリーさんが、エレキからアコースティックに持ち替えて80年代からのNewAgeムーブメントの盛り上がりに乗じて大ヒット、全米のジャズ・チャートで1位となりました。この後に多くのアーティストがアコースティック入の作品に着手したのは言うまでもありませんが、ラリーさん本人も第二弾として「Discovery」を発表している点も注目点のひとつです。アルバム・ジャケットもそれまでの路線と大きく違って”オシャレ”な感覚も覚えますし、収録されている楽曲のどことなくマイナー調のフレーズは「このアイテムは、夕方か深夜帯までの時間にご利用ください」と帯を付けたくなります。
今宵もプレイヤーをONして、おやすみ前のちょっとした時間や、ひとり静かに本でも読みながらシットリとした時間をお過ごしください。