Relaxin Time

ホッとする時間を大切にいたしましょう

さわやか系コラボおすすめアルバム

Brian Simpson & Steve Oliver - Unified [2020]

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1. Unified
2. The Road Never Ends
3. What the Wind Knows
4. Fired Up
5. Last Summer
6. Like No Other
7. The Way Home
8. Celestial Body
9. Café Du Monde
10. A Distant Love
11. And Then You Loved Me

Brian Simpson(キーボード) & Steve Oliver(ギター)
それぞれがリーダー作を発表している人気の二人がコラボしてます。
さわやかな風を感じる事ができる作品となっており、これからの新緑の季節にぴったりです。
シチュエーション的には、近くの里山や気心の知れた仲間とのキャンプ地へ向かう車の中とか・・
朝の日差しが心地よいAMから、夕暮れ時に夕食の準備前、そして疲れた体を休ませるテント内の団らん時にご活用ください。
現在のSmoothJazzシーンをリードする二人の奏でるリリカルなキーと、アコースティック弦の柔らかな響きをご堪能してみてはいかが。

 

Unified

Unified

 

 

しっとりと心にしみる哀愁のメロディ

LARRY CARLTON - Alone / But Never Alone [1986]

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収録内容
01. スマイルズ・アンド・スマイルズ・トゥ・ゴー / Smiles And Smiles To Go
02. パーフェクト・ピース / Perfect Peace
03. キャリング・ユー / Carrying You
04. ローズ・プレイヤー / The Lord's Prayer
05. ハイ・ステッピン / High Steppin'
06. ホワットエヴァー・ハプンズ / Whatever Happens
07. ピュア・ディライト / Pure Delight
08. アローン・バット・ネヴァー・アローン / Alone / But Never Alone

共演者
ラリー・カールトン(g, key, el-b) テリー・トロッター(key) エイブラハム・ラボリエル(el-b) リック・マロッタ(ds) マイケル・フィッシャー(per)

 

ラリー・カールトン :ギターリスト

長年に渡り多くの名作を発表してきたワーナーから、MCAに移籍後第一弾としてファンに届けられた作品である意味みんなを驚かせた全篇スチール弦のアコースティック・ギターで録音した傑作です。70年代からJAZZ・FUSIONのギター・ヒーローとして活動してきたラリーさんが、エレキからアコースティックに持ち替えて80年代からのNewAgeムーブメントの盛り上がりに乗じて大ヒット、全米のジャズ・チャートで1位となりました。この後に多くのアーティストがアコースティック入の作品に着手したのは言うまでもありませんが、ラリーさん本人も第二弾として「Discovery」を発表している点も注目点のひとつです。アルバム・ジャケットもそれまでの路線と大きく違って”オシャレ”な感覚も覚えますし、収録されている楽曲のどことなくマイナー調のフレーズは「このアイテムは、夕方か深夜帯までの時間にご利用ください」と帯を付けたくなります。
今宵もプレイヤーをONして、おやすみ前のちょっとした時間や、ひとり静かに本でも読みながらシットリとした時間をお過ごしください。

 

アローン・バット・ネヴァー・アローン(SHM-CD)

アローン・バット・ネヴァー・アローン(SHM-CD)

 

 

きれいな音のピアノFUSION代表作

Joe Sample - Rainbow Seeker [1978]

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ジョー・サンプル 虹の楽園 1978

01. 虹の楽園 / Rainbow Seeker
02. 野性の夢 / In All My Wildest Dreams
03. 道草 / There Are Many Stops Along the Way
04. メロディーズ・オブ・ラヴ / Melodies of Love
05. 飛翔 / Fly with Wings of Love
06. 愛は限りなく / As Longs As It Lasts
07. 雨の島影 / Islands in the Rain
08. 旅立ち / Together We'll Find a Way

共演者
ジョー・サンプル(key) ロバート・ポップス・ポップウェル(b) スティックス・フーパー(ds, per) ガーネット・ブラウン(tb) アーニー・ワッツ(sax, fl) ディーン・パークス、デヴィッド・T・ウォーカー、レイ・パーカーJr.、バリー・フィナティ(g) ポウリーニョ・ダ・コスタ(per) シド・シャープ(strings)

 ジョー・サンプル :キーボード奏者

クレジットを見るとクルセイダーズのメンツが参加しているのでファンは安心して聞くことができます。サウンド的には本家より軽やか、洗練されたメロディ、ハーモニー重視が女性にも好まれる音作りと言った処でしょうか。邦盤の楽曲クレジットがなぜか"メロディーズ・オブ・ラヴ "だけが原題のままというのも「ふふん」ですし。ほんとうに良い曲ですね。サンプルさんのクルセイダーズでは実践できなかった事をこのソロ作で収めています。当時とても人気があった彼らの(クルセイダーズ)LIVEでもこのアルバム収録の楽曲を演奏していたものでありました。1978年の作品でありますが、原題にも通じるロマンティック風味の演奏は2010年代になってリマスター発売されていることでも判ります。ギターの演者も楽曲によって使い分けしていることも何かのこだわりを感じさせますし、ラリー・カールトン(G)とウエルトン・フェルダー(sax)が参加していない点も本家との違いを示したかった?
虹の楽園 / Rainbow Seeker から始まるサンプルさんワールドは、ラストの:旅立ち / Together We'll Find a Way まで「あっ」という間でございます。
至福の時間をお過ごしください。

 

虹の楽園(SHM-CD)

虹の楽園(SHM-CD)

 

 

まさにフワフワMusicの真骨頂?

Dean Evenson - Healing Sanctuary [2002]

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1 Peace Like a River 7:18
2 Calming Insight of Ourselves 7:27
3 A Moment to Carry You Forever 8:08
4 Quietly Floating Home 7:40
5 Where the Joys Are 9:30
6 Open Heaven's Door, I Want to Calm Within 7:08
7 Center Of My Heart 6:43
8 Mending Your Own Mind 7:11

 

ディーン・エベンソン :フルート奏者

日常の喧騒の中で緊張、ストレス、に悩まされている皆様にオススメする究極のリラクゼーションMusic ですッ
80年代後半からNewAge、Healingの世界で活躍しているフルート奏者"ディーン・エベンソン"の作品"Healing Sanctuary "をご紹介いたします。
多くの現代人が精神的な癒やしの場を求めて瞑想の世界に入ります。その手助けとなるのがディーン・エベンソンのフルートや尺八、そしてハープ、キーボード、ギターが穏やかに音の広場に出入りします。貴方はその流れに身を任せるだけで、精神的および肉体的に開放されていくのです。
ディーン・エベンソンの作り出す世界は、Spa、yoga、メディテーションと言ったフレーズが似合う場所で使われており、多くの体験者が体を包み込む音が彼のモノとは気づいていません・・でしょぅ。それでいいのです、ディーンとダッドリー(妻)のエベンソンは、数多くの音楽仲間と多くのリスナーに音楽活動を通して答えてくれるのです。
貴方もディーン・エベンソンの活動を体験してみてはいかが・

https://soundings.com/

 

Healing Sanctuary

Healing Sanctuary

  • アーティスト:Evenson, Dean
  • 発売日: 2002/02/05
  • メディア: CD
 

 

まるで欧州の美術館にいるような感覚

BILL NELSON - Chance Encounters In The Garden Of Lights [1987]

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ビル・ネルソン :音楽家
ネルソンおじさんの音楽家としての活動開始は1971年からなので、すでに50年選手なのであります。その多作ぶりは業界でも有名で、大手のレーベルも作品を発表するのを躊躇するほど。ということで、自己のレーベルを何度も立ち上げては作り直しを繰り返し、現在では自身のサイトからのディジタルダウンロードが作品の発表の場となっています。70年代から80年代にかけては、NewWaveの騎手としてビー・バップ・デラックス、レッド・ノイズでマニアから業界人まで唸らせてきたビルおじさんが何を思ったのかアンビエントMusicのフィールドでお試しで作ってみたら中々の内容と評価された、このアルバム"Chance Encounters In The Garden Of Lights"です。CD2枚に70曲近い楽曲を収録しています。すべての曲が、ビル・ネルソンおじさんが一人で演奏(テープ・エフェクト含む)しており、1曲の収録時間が1分から3分の正にアンビエントな音の繋がりが感じられます。その流れる様な音の万華鏡世界は、中世的なアルバム・ジャケットやインクルードのアートワークに表現されています。そこには、YMOの影響や英国のNewWaveミュージシャンの面影は微塵も感じさせません。彼独特のネルソン・ワールドを展開しているのです。
さあ貴方も、ビルおじさんのサイトを訪れて見てください。とても美しい作品のアルバム・ジャケに魅了されることでしょう。そして、一度ハマると抜け出せない"Dreamsville"の住人となれるのです・・・。

www.billnelson.com 

 The Angel At The Western Window
1-1 West Deep 1:20
1-2 The Spirit Cannot Fail 2:08
1-3 Pilots Of Kite 1:59
1-4 Seventh Circle 2:18
1-5 Phantom Gardens 1:43
1-6 The Angel Of Hearth And Home 1:48
1-7 Villefranche Interior 1:14
1-8 Night Tides 2:01
1-9 First Memory 1:29
1-10 Azure Extension 1:32
1-11 Radiant Spires 1:01
1-12 The Evening Peal 1:11
1-13 Threnodia 1:11
1-14 A Short Drink From A Certain Fountain 1:29
1-15 Body Of Light 1:32
1-16 At The Center 2:10
1-17 Self-Initiation 2:05
1-18 The Word That Became Flesh 2:02
1-19 The Hermetic Garden 1:27
1-20 Revolving Globes 
Synthesizer [String] – Allan Quinn 1:48
1-21 The Four Square Citadel 1:19
1-22 Little Daughters Of Light 2:00
1-23 Orient Of Memphis 1:48
1-24 The Angel At The Western Window 2:58


1-25 The Piano Room 1:47
1-26 Rain Dance 2:10
1-27 Aching Heart 1:45
1-28 Arising 2:22
1-29 Welcome To Realm Seven 2:09
1-30 Without A Blue Horizon 3:00
1-31 Female Nebula 2:39
1-32 Demon Raising 2:12
1-33 Burning The Grove Of Satyrs 1:13
1-34 The Stuff That Dreams Are Made Of 3:16
1-35 Realm Of Archons 3:26
1-36 The Rossetti Effect 1:04
1-37 Infinite Station 2:07
1-38 Piano Angelica 1:37

The Book Of Inward Conversation
2-1 My Dark Daemon 3:17
2-2 The Dove Consumed (The Serpent Slumbers) 1:31
2-3 Calling Heaven, Calling Heaven, Over 3:44
2-4 Path Of Return 3:35
2-5 Theurgia 1:05
2-6 Staircase To No Place 0:53
2-7 Evocation Of A Radiant Childhood 5:42
2-8 The Kingdom Of Consequence 1:56
2-9 The Divine Raptures Of Sisterhood 1:23
2-10 Bright Star (Moonlight Over Ocean Blue) 1:03
2-11 A Bird Of The Air Shall Carry Thy Voice 3:15
2-12 Clothed In Light Amongst The Stars 3:33
2-13 Gnosis 2:42
2-14 Bringers Of Light To The Feast 1:01
2-15 Hastening The Chariot Of My Heart's Desire 3:13
2-16 Transcendant 2:43
2-17 Consolamentum 3:42
2-18 Set Me As A Seal Upon Thine Heart 1:26
2-19 Mysterium 1:23
2-20 Katharos 1:35
2-21 Day Of Eternity 1:13
2-22 Evening Adoration 1:09
2-23 Ecclesia Gnostica 1:41
2-24 Young Angels By An Ancient River 1:12
2-25 Finis Gloria Mundi 3:01

SmoothJazzオールスターズ総出演の豪華盤

Richard Elliot - Authentic Life [2021]

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Tracks:
1) Snapshot (4:18)
2) Walk With Me (4:15)
3) Right On Time (4:26)
4) Authentic Life (4:05)
5) Move Ahead (3:56)
6) Living Inside (4:20)
7) Elegant People (4:22)
8) Moon Gazer (4:44)
9) Secrets (4:11)
10) Boogie (5:38)

リチャード・エリオット :SAX奏者
90年代は、数多く存在するSmooth系のSAX奏者の人気モノの一人と言った感じでありましたが・・
今回ご紹介のアルバム「Authentic Life」はタイトル通りの"本物の香り"が感じられる王道のSmoothJazz作品となっています。それは豪華な演奏人と確かなプロダクションによって成り立っており、本国アメリカ以外のファンからも絶大なる支持となっています。プロデュースが、同じ畑で長年多くの仕事でタッグを組んできたRichard Braun (trumpet)なのでリスナーが好む音創りがツボに入りっぱなし!あらゆるシチュエーションで活躍すること間違いなしです!
ファンキーなノリの良い曲で心弾む瞬間や、しっとりと落ち着く時間を愛する方と共にリチャードのブロウを感じてください。

Credits:

Richard Elliot (tenor daxophone)
Richard Braun (trumpet, flugelhorn, trombone, keyboards, arrangement)
Jeff Lorber (keyboards, guitar, arrangement)
Gary Novak (drums)
David Mann (saxophones)
Gorden Cambell (drums)
Gerey Johnson (guitar)
Lenny Castro (percussion)
Dave Koz (baritone saxophone)
Eric Valentine (drums)
Randy Jacobs (guitar)
Phillipe Saisse (keyboards, arrangement)
Nathaniel Phillips (bass, keyboards, arrangement)
Jay Williams (drums)
Adam Hawley (guitar)
Ron Reinhardt (keyboards, arrangement)
Tony Pulizzi (guitar)
Chris 'Big Dog' Davis (keyboards, arrangement) 

Authentic Life

Authentic Life

  • アーティスト:Richard Elliot
  • 発売日: 2021/01/29
  • メディア: CD
 

 

太古の呼吸が感じられる瞬間

Patrick O'Hearn - Trust [1995]

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1. Liberty 6:17
2. Two Continents 5:41
3. Equinox 6:31
4. Trust 6:32
5. Synergy 5:46
6. The Lone Man 3:21
7. 3 Circles 5:57
8. Farewell 5:25

Drum [Turkish Drum] – Terry Bozzio (曲: 2)
Electronics, Bass, Percussion, Guitar [Textural Guitar], Composed By, Producer, Recorded By, Mixed By – Patrick O'Hearn
Engineer [Mastering Engineer] – Chris Bellman
Guitar – Warren Cuccurullo (曲: 1)
Guitar [Textural Guitar] – David Torn (曲: 6, 7), Peter Maunu (曲: 8)

Best New Age Album - 38th Annual GRAMMY Awards (1995) :ノミネート

パトリック オハーン :BASS奏者、シンセ奏者

70年代にフランク・ザッパのもとで修行し、80年代の前半はザッパ・スクールの仲間たちと"グループ87"やテリー・ボジオらと"ミッシング・パーソンズ"といったグループで活躍(主にBASS奏者として・・)。1985年以降は、ピーター・バウマンの主催するプライベート・ミュージックからソロ・アーティストとして活動する。 90年代半ばからは、プライベート・ミュージックから離れてマイナー・レーベルよりソロ作を発表している。今回ご紹介する「TRUST」でグラミーにノミネートされた経歴を持ち、シンセサイザーを多用するNewagアーティスト。その映像を連想させるサウンド・スタイルは多くのドキュメンタリーものや、いくつかの映画サントラを生みだしている。アルバムのジャケットは、フランスで発見された人類最古の絵画と言われる洞窟の手形が使用されている。ゲスト・ミュージシャン:ギター、かつての仲間であるWarren CuccurulloとDRUMSでTerry Bozzioが参加、そしてDavid Torn(G)が2曲で参加しているのもうれしい所! 

さあ、貴方も先人達の心に触れてみましょう。

Trust

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